- HOME
- 抗原検査・迅速検査
抗原検査・迅速検査とは

抗原検査は、ウイルスや細菌の持つ特有の蛋白質(抗原)を検出する検査方法です。迅速検査とも呼ばれ、院内で数十分程度の短時間で結果が判明するのが特徴です。受診当日にその場で診断が可能なため、早期治療の開始につながります。
吹田市・山田・千里丘の竹村医院では各種迅速検査機器を導入し、感染症の早期診断に努めています。特に発熱や風邪症状で受診された際は、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時検査が可能な機器により、15分程度で両方の結果を確認できます。
迅速な診断により、適切な治療薬の処方や必要な感染対策の指導を行い、患者様の早期回復と感染拡大防止に貢献しています。
当院で実施している抗原検査・迅速検査
インフルエンザ・新型コロナ
検査の特徴
一度の検体採取で、インフルエンザと新型コロナウイルスの両方を同時に検査できます。鼻咽頭ぬぐい液を採取し、数十分で結果が判明します。発熱患者様の負担を最小限に抑えながら、迅速な診断が可能です。
検査対象となる方
- 37.5℃以上の発熱がある方
- 咳、のどの痛み、鼻水などの呼吸器症状がある方
- 全身倦怠感、関節痛、頭痛などがある方
- 感染者との接触があった方 など
その他の感染症
当院では、インフルエンザ・新型コロナウイルス以外にも、症状や流行状況に応じて各種感染症の迅速検査に対応しています。
RSウイルス感染症
乳幼児で重症化しやすい呼吸器感染症です。細気管支炎や肺炎を起こすことがあるため、早期診断が重要です。
当院の発熱外来での検査体制
完全分離型の検査環境
発熱や感染症の疑いがある患者様は、専用の発熱外来で検査を実施します。一般の患者様と接触しない独立した動線を確保し、入口から会計まですべて専用スペースで完結します。
感染対策の徹底
- 医療スタッフの防護具着用
- 検査後の消毒や換気の徹底
- 待合室の個別化
- 空気の流れに配慮した設計 など
検査結果の解釈について
陽性の場合
検査で陽性となった場合は、原因となる病原体が特定されたことを意味します。それぞれの感染症に応じた適切な治療を開始します。
- インフルエンザ:抗インフルエンザ薬の処方
- 新型コロナウイルス:重症化リスクに応じた治療薬の処方
- 細菌感染症:適切な抗生物質の処方
陰性の場合
検査が陰性でも、以下の点にご注意ください。
- 発症初期は検出できないことがある
- ウイルス量が少ない場合は陰性となることがある
- 症状が続く場合は再検査を検討 など
検査結果だけでなく、症状や経過、診察所見を総合的に判断して診断します。不安を感じる場合は、いつでもご連絡ください。
家族への感染予防
検査で陽性となった場合、以下のような対策を取り、感染拡大を防止することが重要です。
- 個室での隔離療養
- マスク着用の徹底
- 手洗い・消毒の励行
- 共用物品の消毒
- 十分な換気 など
また、同居家族の方は潜伏期間中の健康観察が重要です。発熱や症状が現れた場合は、早めに当院までご相談ください。
迅速検査を希望される方へ
「熱が出て心配」「インフルエンザかコロナか分からない」「のどが痛くて感染症が心配」など、感染症の不安がある時は、迅速検査により早期診断が可能です。
竹村医院では、充実した検査体制と感染対策により、安心して検査を受けていただける環境を整えています。特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、早期診断や早期治療が重要です。
発熱や風邪症状でお困りの際は、まずはお電話でご相談ください。症状に応じて、適切な検査と治療を提供いたします。皆様の健康を守るため、迅速かつ正確な診断に努めてまいります。