ドクターズインタビュー

  • HOME
  • ドクターズインタビュー

院長インタビュー

地域と共にある医師として
40年の歴史を受け継ぎ、新たな医療を

地域と共にある医師として
40年の歴史を受け継ぎ、新たな医療を

開業の経緯を教えてください

開業の経緯を教えてください

2023年に向井診療所を継承し、竹村医院として新たにスタートしました。40年以上この地域で愛されてきた診療所を引き継ぐことになり、患者様もスタッフも、そして地域医療への想いも大切に受け継いでいます。

私は30年間、消化器外科医として病院勤務を続けてきました。胃がんや大腸がんの手術、抗がん剤治療など、多くの患者様と向き合ってきた経験があります。その経験を活かして、地域の皆様により身近な医療を提供したいと考え、開業を決意しました。

前院長の主な分野であった整形外科から、消化器疾患やお腹の病気、お尻の病気へと少しずつ診療内容をシフトしています。ただ、「町のお医者さん」として、どんなお悩みでも気軽に相談できる存在でありたいと思っています。

クリニックの診療理念は?

「何でも話を聞いて、適切な判断ができる医者」を目指しています。患者様が最初に相談する医者として、どんな症状でも一度お聞きして、当院で診療するか専門の医療機関をご紹介するか、最善の道筋をつけることが大切だと考えています。

診察では皆さんが心地よく感じていただける距離感を大切に、お一人おひとりに合わせた対応を心がけています。

開業して2年が経ち、ようやく患者様の家族構成や生活背景まで把握できるようになってきました。ご本人だけでなく、ご家族の健康相談にも乗れる、そんな存在になりたいと思っています。

30年の専門性を地域医療へ
がん治療のサポートから痔の日帰り治療まで

30年の専門性を地域医療へ
がん治療のサポートから痔の日帰り治療まで

外科の専門性をどう活かしている?

外科の専門性をどう活かしている?

30年の消化器外科医としての経験は、当院の大きな強みです。胃がんや大腸がんの手術を受けた患者様の術後フォローはもちろん、抗がん剤治療中の副作用の管理など、専門的な知識が必要な場面で力を発揮できます。

大きな病院では時間の制約があり、患者様が納得いくまで説明を受けられないことがあります。当院では、病気のことや治療のこと、副作用のことなど、時間をかけて丁寧に説明します。「なぜこの薬を飲むのか」「この症状は心配ないのか」といった疑問にもしっかりお答えします。

また、痔の治療にも力を入れています。ジオン注という注射による治療を行っており、手術をせずに内痔核を改善できる場合があります。お尻の悩みは恥ずかしくて相談しにくいものですが、外科医として多くの症例を診てきた経験から、適切な診断と治療方針をご提案できます。手術が必要な場合は、信頼できる病院をご紹介します。

日々の診療で心がけていることは?

診察では、分かりやすい説明を心がけています。大きな病院では時間の制約で十分な説明を受けられないことも多いですが、当院では患者様が納得されるまで、時間をかけて丁寧にお話しします。

「なぜこの薬を飲むのか」「この症状は心配ないのか」といった疑問にもしっかりお答えし、患者様が安心して治療を受けられる環境づくりに努めています。

どんな患者様が多いですか?

どんな患者様が多いですか?

生活習慣病の患者様は高齢者の方が多いです。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの管理を行っています。また、逆流性食道炎や便秘など、消化器系の症状でお困りの方も多くいらっしゃいます。

痔でお悩みの方も意外と多いですが、恥ずかしさから我慢に我慢を重ねて、やっと来院される方がほとんどです。出血があっても市販薬で済ませている方も多いのですが、早めに診察を受けることで、簡単な治療で改善することもあります。デスクワークの増加や、女性の場合は妊娠・出産を機に痔になる方も多く、潜在的にお悩みの方は相当数いらっしゃると感じています。

睡眠時無呼吸症候群の検査や治療も行っています。睡眠時無呼吸症候群の主な治療であるCPAP治療では、「機器を装着して眠った方が楽」とおっしゃる方がほとんどで、日中の疲労感が改善され、継続して治療を受けていただいています。50代から80代まで幅広い年齢層の方が治療を受けており、QOL(生活の質)の向上に貢献できていると実感しています。

訪問診療と緩和ケア
最期まで寄り添う地域医療を

訪問診療と緩和ケア
最期まで寄り添う地域医療を

地域医療への取り組みは?

山田南の地域は古くからお住まいの方が多くいらっしゃいます。前院長の時代から通院されている患者様も多く、地域の歴史を感じながら診療しています。ベテランスタッフが患者様の情報を詳しく把握しており、お一人おひとりの背景などを教えてくれます。

竹村医院として継承してから、訪問診療も再び始めました。この地域ではニーズが高いことを実感しており、緩和ケアやターミナルケアにも対応しています。最期まで住み慣れた場所で過ごしたいという願いに寄り添うことも、地域のかかりつけ医の大切な役割だと考えています。

リハビリの内容は?

リハビリの内容は?

午後の診療時間帯に、柔道整復師によるリハビリテーションを行っています。牽引や低周波、マイクロ波などの物理療法を中心に、整形外科疾患の患者様が多く利用されています。

前院長が整形外科をされていた関係で、リハビリを必要とする患者様も引き継いでいます。私の診察と同時進行で実施しており、リハビリのみで通院される患者様もいらっしゃいます。ご高齢の患者様が多い地域ですので、転倒予防や筋力維持のためのリハビリは重要な役割を果たしています。

柔道整復師と連携しながら、日常生活動作の改善を目指して、きめ細かなサポートを心がけています。

充実の検査体制と医療連携AI診断から発熱外来まで幅広く対応

充実の検査体制と医療連携AI診断から発熱外来まで幅広く対応

検査や診療体制の特徴は?

検査や診療体制の特徴は?

当院では様々な検査に対応しています。血液検査は通常1週間後に結果をお伝えしますが、急を要する場合は迅速検査ができる項目があります。他にも腹部エコーや心電図、レントゲン、ホルター心電図、終夜睡眠ポリグラフィーなどの検査機器も充実しています。

特に胸部レントゲンにはAI診断ソフトを導入しました。見落としを防ぐためのダブルチェックとして活用しています。AIが異常の可能性がある部分を色分けして表示してくれるので、より正確な診断が可能になりました。

発熱外来専用の待合室も設置しています。診察から会計まで他の患者様と接触することなく完結できる動線を確保しました。感染対策を徹底しながら、必要な医療を提供できる体制を整えています。

今後の展望をお聞かせください

今後は在宅医療にもっと力を入れていきたいと考えています。高齢化が進む中で、通院が困難になる患者様は増えていくでしょう。そういった方々のお役に立てるよう、訪問診療の体制を充実させていく予定です。

ジオン注による痔の治療など、日帰りでできる処置も増やしていきたいです。大きな病院に行くほどではないけれど、専門的な治療が必要な患者様のニーズに応えられる診療所を目指しています。患者様の「困った」に幅広く対応できる、そんな診療所でありたいと思います。

家族ぐるみで支える地域の健康
気軽に相談できる「町のお医者さん」として

家族ぐるみで支える地域の健康
気軽に相談できる「町のお医者さん」として

患者様へメッセージをお願いします

患者様へメッセージをお願いします

「お腹が痛い」「お尻が痛い」はもちろん、「どこに行けば良いか分からない」という時も、まずは当院にご相談ください。私が診察できることは診察し、専門的な治療が必要な場合は適切な医療機関をご紹介します。

患者様本人だけでなくご家族の健康相談も歓迎です。「うちのおばあちゃんが心配で」「旦那さんの病気のことで悩んでいる」といったご相談にも対応します。地域の皆様の健康を、家族ぐるみでサポートしていきたいと考えています。

消化器外科医としての専門性を活かしながら、何でも相談できる「町のお医者さん」として、これからも地域医療に貢献していきます。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

診療時間
9:00〜12:30
13:00~15:00
⼿術・検査
(予約制)
16:00〜19:00

※訪問診療:月曜・水曜・金曜 12:30~16:00
休診日:木曜日・日曜日・祝日

診療時間

閉じる

06-6875-2664

電話

WEB予約

アクセス

閉じる

住所 〒565-0823
大阪府吹田市山田南30-8

  • JR千里丘駅 徒歩約17分 JR千里丘駅 徒歩約17分
  • 阪急バス山田南バス 停徒歩1分 阪急バス山田南バス 停徒歩1分

住所 Google Maps